プログラマとして働くことのメリットに、一度取引をしたクライアントから、継続して仕事を発注してもらえる傾向にあることが挙げられます。

一般的に、プログラマの仕事はシステムエンジニアが作成した設計書の仕様どおりにプログラムを組むことです。

日本国内で働く限り、多くの場合は日本語か英語で記述されたシステム設計書を、各種プログラミング言語に翻訳してコーディングを行っていきます。

企業が利用するものをはじめ一度開発したシステムは、ユーザーの要望に応じて継続的に改修していくのが特徴です。

実際に改修する場合には、開発時点で携わっていたプログラマにそのまま改修を依頼するケースが少なくありません。

原則としてプログラムはシステム設計書をもとに開発されるため、開発を担当したプログラマでなくても改修を行うことは可能です。

しかし、その場合はシステム設計書のみならず、プログラム本体を読み直して理解することが必要となります。

開発を担当したプログラマであれば、この作業を効率的に行ったり、省略したりできるため、短期間かつ低コストで改修を行えるのです。

よって、一度取引したクライアントから継続して仕事を受注することが可能となります。

また、他職種に比べキャリアパスを描きやすい点も魅力でしょう。

実績を積んでいけば、プログラムチームのリーダーやシステムエンジニアとして抜擢されることがあります。

上を目指して活躍していきたいプログラマは、チャンスをものにできるようしっかりと備えておきましょう。